牛乳嫌いな方が飲みやすい、牛乳臭くなく、あっさりした爽快な牛乳です。
自然界は循環しているとの理念の元、大地の改良を代々続けて参りました。
今回、そこからの恵みの北海道放牧牛乳をお手にされたのも何かのご縁と思っております。
人々が健康に元気に生きるそれを常に考えて、飲みやすいあっさりした牛乳が出来ました。
H&Mとは、Harmony&Milk。調和のとれた大地と牛乳。
もう一つの意味合いは、Hironori Misawa。私自身の名前です。
私自身が、責任を持ってご提供させて頂く心を含ませて頂いております。
この牛乳の、他との違いを感じて頂き、健康で元気な毎日を過ごして頂きたいという想いを込めさせて頂いております。
川島旅館 松本さん
私の感想としても、今まで飲んできた牛乳の概念が覆されたような味でした。
臭みも無いし、後味も恐ろしいほどさっぱりしてるし、何より結構飲みましたけどおなかも全然大丈夫だったですし!
さすがに今までの慣れがあるので、違いがありますが、これが本当の牛乳なんだと思うと目から鱗でした。
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牛乳といえば、カルシウムを最初に思い浮かぶ人が多いでしょう。でも、牛乳はカルシウムだけではありません。牛乳には、「タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン」がバランス良く含まれていて、私たちの生命活動や健康維持に大切な役割をはたしています。
タンパク質、脂質、炭水化物のことを、三大栄養素といいます。私たちの体をつくる基本となる栄養素であり、活動するためのエネルギー源になる栄養素だからです。
三大栄養素の働きを助け、さまざまな体の機能を調節しているのがミネラルとビタミン。三大栄養素とミネラル、ビタミンがそろってはじめて、健康な生活を続けることができます。
牛乳には、これらの栄養素がバランス良く含まれており、私たちが必要とする栄養素の優れた供給源となっています。
また、最近の研究から、牛乳には、私たちの免疫系や内分泌系、循環器系などに作用し、病気を予防する重要な機能があることもわかってきています。
食品100kcal中に含まれる栄養素のことを栄養素密度といい、牛乳は栄養素密度が高く、少ないカロリーで多くの栄養素をとることができます。
食品の栄養素は、100gに含まれる量で表示されてきました。それに対して栄養素密度は食品のエネルギー100kcal当たりの栄養素の量を示すものです。
栄養素密度が高いとは、「少ないカロリーで効率良く栄養素をとることができる」ということで、牛乳、鶏卵、豆腐などが栄養素密度が高いです。
牛乳は、成長期に必要となる栄養素をほとんど含み、幼児や児童などには適した食品です。それだけではなく、中高年世代の健康対策にも役立っています。
たとえば、現代人に増えている生活習慣病の多くは、食べ過ぎと運動不足による肥満が背景になっています。肥満の解消には、摂取するカロリーを減らすことですが、無理なダイエットをすると栄養素のバランスが乱れ、体調をくずすことになりかねません。
牛乳は少ないカロリーでバランス良く栄養素をとることができるので、健康的なダイエットをサポートするのに適しています。
ミネラルは、体のさまざまな機能を調節する栄養素。牛乳には、カルシウム、カリウム、リン、マグネシウムなど多くのミネラルが含まれています。
「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)には、私たちが必要とするミネラルとして13種類(マグネシウム、カルシウム、リン、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛、セレン、ヨウ素、ナトリウム、カリウム)が定められています。そのうち牛乳に多く含まれているのは、カルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛などです。
骨や歯の形成、神経伝達、血液の生成、体内のイオンの浸透圧調節など、ミネラルの働きは体の隅々にまで及んでいます。それらの機能をうまくコントロールし、スムーズに働くようにするには、ミネラルは欠かせない栄養素なのです。
ミネラルは、それぞれが自分でしかできない役目をもっています。ほかの栄養素が、かわりの役目をすることはできません。体内でつくることもできないので、必要量が微量ではあっても、ミネラルは毎日の食事からきちんと摂取する必要があります。
「牛乳はビタミンが豊富」というと、意外に思うかもしれませんが、牛乳にはビタミンA、ビタミンB2など、多くのビタミンが含まれています。
牛乳には、ビタミンCは少ないものの、そのほかのほとんどのビタミンが含まれており、とくに豊富なのが、ビタミンAとB2です。
ビタミンAは、活性酵素の発生を抑え、細胞の老化を防ぐ働きがあり、アンチ・エイジングには欠かせないビタミンです。不足すると、視力の低下や肌のかさつき、抜け毛などが起こりやすくなります。また、ビタミンAには、免疫機能を高め、感染症などを予防する働きがあることもわかっています。
ビタミンB2は、細胞の再生や脂質などの代謝を促進する働きがあり、皮膚や髪、肌などを健康的に保つ「美容ビタミン」としても知られています。また、脂質をエネルギーに変換するので、脂肪分の多い食事を好む人や、肥満の予防・解消には不可欠のビタミンです。
また、ビタミンは単独で働くほかに、数種類の相互作用によってより高い機能を発揮します。多くのビタミンを含む牛乳は、この点でも優れた食品です。
日本は食生活が豊かな国で、ほとんどの栄養素は足りていますが、骨の形成に重要で、筋肉や神経などの動きにも大きな影響を持っているカルシウムの摂取量は多くの世代で不足気味です。
「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)によれば、日本人のカルシウム摂取量はほとんどの世代で不足状態が続いています。
カルシウムの蓄積がもっとも盛んな10代以降の各世代において、推奨量を満たしていないのが現状です。
骨の主成分はカルシウムで、全身のカルシウムの99%が骨や歯に含まれています。骨の成長にはカルシウムが必要なのはもちろんのこと、大人であっても骨は皮膚と同じように新陳代謝を繰り返していますので、食事によるカルシウムの供給が欠かせません。
また、カルシウムは、筋肉や神経の動きを調節したり、血液の凝固やホルモンの生成など、私たちの生命活動を支える働きもしています。
体には、カルシウムが不足すると骨から取り出して、筋肉や神経の活動に使う機能が備わっています。慢性的にカルシウム不足が続くと、骨量が減少するだけでなく、骨から取り出されたカルシウムが血管内壁に沈着し、動脈硬化を促進します。その結果、血管の老化を速め、高血圧や糖尿病などの一因ともなるのです。
このような日本人のカルシウム不足の背景として、食生活の洋風化によって、昔から食べてきた小魚や海藻の摂取量が減少したことが指摘されています。牛乳や乳製品は、日本人にとって重要なカルシウム源となっています。
牛乳は、ほかの食品と比較すると、カルシウムの消化吸収率が高く、効率良くカルシウムをとることができます。
カルシウムは、吸収されにくい栄養素です。カルシウムを豊富に含む食品について消化吸収率を比較すると、牛乳40%、小魚33%、野菜19%となっていて、牛乳は消化吸収率が高いです。牛乳に含まれるカゼインや乳糖には、カルシウムの吸収を助ける働きがあることが消化吸収率の高い理由の1つと考えられています。
また、牛乳にはミネラルの1つ、リンが含まれています。丈夫な骨をつくるには、カルシウムとリンの比率が重要ですが、牛乳には理想的とされる1:1~2:1の比率で含まれていることも、牛乳の優れた点です。
そして、カルシウムは体内でつくることができないので、毎日の食事から継続して摂取する必要があります。牛乳や乳製品は、そのままでも、また調理をしても食べることができるので、簡便かつ効率良くカルシウムを摂取するのに最適です。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品では、発酵過程でカルシウムが乳酸と結合することで、より消化吸収率が高くなります。また、100g当たりのカルシウムの量も牛乳の約100mgに対して、ヨーグルトには110~130mg、プロセスチーズでは630mgも含まれています。
牛乳の乳糖は、体のエネルギー源となるほか、腸内環境を改善したり、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
牛乳の炭水化物の99.8%は乳糖で、糖とはいっても甘さはほとんどありません。
乳糖は、乳糖分解酵素によって分解され、血液中にとりこまれて体の隅々まで運ばれ、エネルギーとして利用されます。
乳糖のもう1つの働きは、腸内環境を整えること。ビフィズス菌などの善玉菌の栄養となり、反対に悪玉菌の繁殖を抑えることで、体全体の免疫力も高まることが知られています。さらに、カルシウムやマグネシウムの吸収を助ける働きもあります。
その一方で、日本人の成人の約10%は乳糖分解酵素の働きが弱く、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、下痢をする人もいます。乳糖不耐症という症状ですが、牛乳を温めて噛むようにして毎日飲み続けていると、乳糖分解酵素の働きが活性化してきます。
牛乳200ml中に含まれる乳脂肪は7.8g(普通牛乳)。カロリーにして約70kcalなので、ふつうに飲む程度の量なら太ることはありません。
牛乳200mlのカロリーは約138kcal。そのうち、乳脂肪は70kcal程度にすぎません。個人差にもよりますが、勉強や読書を1時間ほどすると消費されてしまう程度のカロリーなので、牛乳が肥満につながることはありません。
また、牛乳200ml中のコレステロールの量は25mg程度。日本人が1日3回の食事から摂取するコレステロールの約5~8%にすぎません。牛乳を毎日400~600ml飲み続けても、コレステロール値の上昇はみられないとする実験結果も報告されています。
乳脂肪は、牛乳の製造過程で微細な脂肪球に分散されるため、消化吸収が良いことも特長です。それに加えて、乳脂肪中には、脂溶性ビタミンのA、D、E、Kなどが含まれています。そのため牛乳は、幼児はもちろん、脂質が不足しがちな高齢者などにも、効率よくエネルギーやビタミン類を補給するのに適しています。
食品から摂取する必要のある9種類の必須アミノ酸をバランス良く含んでいることが“良質のタンパク質”の条件。牛乳のタンパク質は、“良質のタンパク質”です。
タンパク質は、骨や筋肉、内臓、血液、皮膚、酵素、ホルモン、免疫細胞などをつくる栄養素です。
タンパク質は、20種類のアミノ酸から構成されています。そのうちの9種類は体内で合成できず、食品から摂取する必要があるので「必須アミノ酸」と呼ばれています。
9種類の必須アミノ酸の必要量をすべて満たしているものが“良質のタンパク質”とされます。牛乳は卵と並んで、その代表となる食品で、必須アミノ酸の含有バランスがとても良いのです。
たとえば、必須アミノ酸の1つリジンは、タンパク質の吸収を助け、成長促進や組織の修復に欠かせないものです。しかし、ご飯やパンには少量しか含まれていないので、リジンを補うには必須アミノ酸を豊富に含む牛乳が適しています。
また、牛乳のタンパク質の成分のうち、約80%がカゼインです。カゼインには、小腸でのカルシウムの吸収を助ける、神経の興奮を鎮める、免疫力を高めて病原菌の増殖を抑えるなどの機能があることが知られています。
カゼインを除く残りのタンパク質を、ホエイといいます。ヨーグルトを置いておいたときに、上にたまる液体がホエイです。このホエイにも、免疫力を高め、骨を丈夫にする働きがあることがわかり、注目されています。
ミネラル・キャッチャーとは、牛乳に含まれるカゼインが分解されてできる、カゼインホスホペプチドのこと。カゼインホスホペプチドには、ミネラルと結びつき、その吸収率を高めるという働きがあります。
牛乳のタンパク質であるカゼインは、体内で分解されるとカゼインホスホペプチドという物質を生成します。カゼインホスホペプチドは、牛乳のみならず、ほかの食品に含まれるミネラルとも結びつきやすく、ミネラルの吸収率を高める働きをします。
鉄分は、赤身の肉やレバー、大豆、プルーンなどの食品に多く含まれていますが、吸収率がよくありません。
しかし、牛乳と一緒にそうした食品をとると、カゼインホスホペプチドの働きによって、鉄分の吸収率が高まります。牛乳そのものには鉄分がほとんど含まれていませんが、ほかの食品の鉄分吸収を助ける働きをするのです。
カゼインホスホペプチドは、多くのミネラルと結びついて吸収を助ける働きをするので、「ミネラル・キャッチャー」とも呼ばれています。